盛土の技術ポイント

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一般的に実施される測定機器配置計画を以上に示す。

沈下及び安定管理のために設置した動態観測用の計器の測定頻度及び期間は、軟弱地盤の程度や工事重要性、工程等によって異なる。盛土工期中の測定は、盛土速度を勘案して設定する必要があり、測定終了時期については沈下挙動から設定する。ただし、管理期間中に基礎地盤に変状が生じ始めたときは、測定頻度を密にするなど、適宜状況に応じた管理体制とする。 

盛土管理

(1)沈下管理(載荷盛土の撤去時期の判定)

載荷盛土の撤去時期の判定方法は、図6.5.3.1に示す通りとする。この方法は、

①ある程度の沈下実測値を得ることで、双曲線法により予測沈下量(最終沈下量)を求める。

②盛土の放置期間終了時点において、撤去時に必要な圧密度(Ua)が得られるかどうかを判断する。

③もし不都合が生じると予想される場合には対策を講じ、目的を達成させる。

ものである。

(2)安定管理

動態観測データを用いて盛土の安定管理を定量的に行う方法は、複数提案されている。なお、それぞれの安定管理方法において示された管理基準値の目安は、過去の工事における経験値であるため、目安値であることに留意する必要がある。管理基準値は、盛土条件や地盤条件によって変わることから、既往の類似地盤での実績、試験施工、先行した盛土施工等の結果を参考にして決定する