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次のページでは、電気料金の計算方法を説明します。
基本
電気器具にかかる電気代を計算するにはその電気器具の消費電力等の情報が必要です。このような情報は電気器具本体に記載されていることが多いので探してみてください。
また、電気量料金は1 kWh単位での支払いになります。なので1 kWhあたりの値段も知っておく必要があります。
記載されている消費電力に関する情報の単位はW、kW、Wh、A等があり、ややこしいかもしれませんがいずれも単位をkWhに直すことで電気代を求めることができます。
単位換算を簡単にするために下にいくつかの式を乗せます。
1 VA = 1 W
電流(A)で表されている場合、日本では電圧が100 Vなので電流に100 Vを掛けて消費電力(W)に直します。
1 W = (1 / 1000) kW
1 Wh = (1 / 1000) kWh
※k(キロ)は103を表します。
この消費電力(kW)にその電気器具の使用時間(h)を掛けることで消費電力量(kWh)を求めることが出来ます。消費電力量(Wh)で表記されている場合、そのまま1000で割ることで単位をkWhに直すことが出来ます。
次のページに例が表示されます
テレビのにかかる電気代
テレビ好きの人ならば一日中つけていることもあるでしょう。私もテレビはよく見ますし、テレビを見てる最中に寝てしまい朝までテレビがついていることもしばしばあります。
私の家のテレビの場合、消費電力は114 W(0.114 kW)です。これを24時間(24 h)つけっぱなしにしたとすると、
0.114 kW × 24 h = 2.736 kWh
と求まります。1 kWhあたりの電気量料金を25円とすると、
(25円 / kWh) × 2.736 kWh = 68.4円
と求まります。1日にテレビだけで70円近く消費することになります。半日でも35円ほどの消費になります。値として目に見えてくると大きく感じますね。
この記事を書くときに始めて電気代を計算してみましたが、目に見えることは良いことだと思います。