素晴らしいデバイスを使って、イキナリ 50MHzに上げてしまう方法もアリかと思いますが、此処はヒネクレ爺さんの本領?をハッキして従来のアナログ・ダイオード DBMを使ってみようと・・・
恐らく動作するであろう簡単な構成図を下に貼って置きます。
高性能な直交ミキサならいざ知らず、普通の DBMではイメージの関係で 10kHzを 50MHzに上げるには数段のミキサが必要な筈です。
でも昔に実験した、簡易型ルーフィング・フィルタ/10.7MHzを思い出し、上記に示すとおりイワユル中間周波数は 10.7MHzの1段に挑戦します。
頑張ってもらうルーフィング・フィルタの晴れ姿?写真を下に・・・
(本当に此れで 10kHz-->10.7MHz変換イメージが消せるの?)
取り合えず 10kHz/SSB信号を中間周波数帯の 10.7MHzに変換します。
ルーフィング・フィルタ(RF)の切れ具合を確認しなくて大丈夫でしょうかね~。
・・・少し心配・・・凄~く心配・・・先に其れを確認しよう。
と云う訳で RFの特性を調べました。
結果は惨憺たるもので、とてもミキサイメージを切れません(-60dbの予定)此れは頓挫ですね!
実際に数日間ホッポっていましたが、「マテよ、1個で駄目なら2個では?」・・・
RFのカスケード接続は記憶に有りませんが、やって見る価値は有るかもしれません。
其処で手持ちの RFを片っ端に調べました。
結構バラつきが有る様で、其の中から特性がホボ等しい2個を選びカスケード接続にします。
インピダンス・マッチングetcでスッタモンダの末、下記の回路になりました。
前後のマッチングを間違えなければ、単純な直列繋ぎで可也切れるようになりました。
OSCは SI5351Aの CLK2出力を使っています。
と云う事は CLK0出力を 10-->50MHz変換に使うのかな?
次回は其の簡単な 50MHzにする周波数変換をやります。