ウィーンブリッジ低周波発振器

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折角、オペアンプの単電源動作を確認したのだから、何か具体的なモノを作らねば・・・
と云う事で、昔~し一度作ったことのある低周波発振器を作ります。
当時は真空管式アンプを作っていた時期で、その周波数特性を調べたくてLM381と云うプリアンプ用のICを使いました。
これも単電源動作で低周波増幅用のICでしたが、上手く正弦波を発振してくれました。
測定器がオシロしかなく、波形を見て満足する程度でしたが、その後のアンプ作りに活躍しました。
今回は高性能オペアンプ?を使いますので歪特性を追かけようと思います。

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昔~しの記憶を辿りつつ、考えた回路を下に・・散々実験を重ねた回路ですが、ご意見の有る方はコメントを下さい。

此れでもか~と、実験真っ最中の写真を上に・・・
 

PCノイズ・誘導ハムとかが酷いですが・・・

下は-20dbの単一周波数(低周波発振器出力)を測定している画面です。
黄印で示していますが、第2高調波レベルが・・・殆ど-100dbです。
第3高調波は確認できませんでした。
チャンピオンデータはもっと下りますが、電源オン時の不安定動作が確認されたので、此の辺で止めときます。
それにしても素晴らしい歪特性で、これで2トーン発振器を作ると・・・ヒッヒッヒですかね!
最後に、作りぱなしでは絶対にこの特性は出ません。
正弦波もマトモに出ません。