トランジスタをの発振回路

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オペアンプを使った低歪の発振器はモチロン素晴らしいです、でも私的には此方の発振器が好きです。
回路が簡単で、使うデバイスもトランジスタが2個、その内の1個は出力用のエミッターフロアです。
そして、何故か振幅制御が必要ない?のです。
ヒョッとしたら制御回路を付けると低歪に成るのでしょうかね。
配線図を下に・・・

一応2個並べて2トーンジェネレータとして組んでみました。
発振原理は到って簡単で、CR1段の組み合わせで位相を60度ズラシ、其れを3段にすると60度*3=180度になります。
コレクタ側の信号を180度位相をズラシてベースに戻す・・・
発振するのが当たり前だろ~、と云われそうです。
移相回路の定数は適当で、この周波数になりました。
久し振りに使った穴あき基板ですが・・・

動作電圧は乾電池4個の6Vにしました。
歪調整はエミッタに入れた半固定抵抗で追い込みます。
あまり低歪にすると不安定に成りますから、程ほどに・・・
第2高調波が-45dbぐらいです。
前回のオペアンプを使ったウィーンブリッジ方式と比べると見劣りしますが、オシロで波形を見ると綺麗です。

トランジスタ2SC1815を2個使って作った割には良い様です。